福音伝道教団とは– About –

運営委員長 挨拶

福音伝道教団は、イギリスからの宣教師、マーガレット・エミー・バーネット師によって創設された、福音主義(聖書66巻は神様の誤り無い言葉と信じる)に立つ教会の団体です。

信仰告白は簡易信条を基としながらも、「キリストの贖罪を信じるものは、信仰によって義と認められ、新生し、キリストとの合一によって聖化され、聖霊に満たされ、からだの栄化と永遠の生命にあずかる。」そのように告白いたします。

福音伝道教団は、次のビジョンを共有しております。
 ①愛と聖さを追求します。
 ②教会の成熟のために仕え合います。
 ③福音宣教のために助け合います。
また、「教団事務所および出版部の機能を備えた聖書学院校舎を建設する」という具体的な長期ビジョン実現を祈りつつ進めています。

現在は群馬県、栃木県、埼玉県、東京都、神奈川県と、関東5都県に42の教会があります(ほかに9つの伝道所があります)。ぜひ、お出かけ下さい。神様の祝福が豊かにありますよう祈りつつ。

運営委員長 小澤 聖

沿革

日本のキリスト教未伝地にキリストの福音を急速に伝える為に、1925年(大正14年)まず本州中央部の群馬、埼玉、栃木の3県より伝道を開始したセントラル・ジャパン・パイオニヤ・ミッション(中央日本開拓伝道団、創立者マーガレット・エミー・バーネット師)の働きの結果、各地に起った信者の団体(教会)がそのミッションの教義、信条に基き共同の目的である信仰の純潔を保持し、徳性を養い、福音伝道に奉仕せんが為に結合し、1927年(昭和2年)福音伝道協会を組織した。

1941年(昭和16年)日本基督教団の成立に際しては第10部として加盟したが、終戦と共に離脱、1947年(昭和22年)2月、同協会を再建した。

1951年(昭和26年)宗教法人法の規定に従って組織を定め、名称を福音伝道教団と改称した。1953年(昭和28年)10月27日文部大臣所管の包括宗教法人として認証を受け、現在に至っている。

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出来事 (敬称略)
1878年(明治11年)11マーガリット・A・バーネット (以後、「バーネット」と略す)誕生
セントラル・ジャパン・パイオニア・ミッション<日本名 「中央日本開拓伝道団」(以後、「CJPM」と略す)>の創立者
1900年(明治33年)2ドロシー・A・パー誕生 (以後、「パー」と略す)
1906年(明治39年)11グリン・ビビアン鉱山伝道団設立 足尾伝道開始
1917年(大正6年)12バーネット、横浜港に到着
1920年(大正9年)2バーネット、日本伝道隊(JEB)より派遣され足尾に着任
1921年(大正10年)2舟喜麟一、足尾に赴任
1925年(大正14年)5イギリスにおいて、CJPM設立
10CJPM機関誌「セントラル・ジャパン・パイオニア」第1号発行
1927年(昭和2年)3第1回福音伝道協会年会開催 福音伝道協会設立(理事長 舟喜麟一)
11前橋聖書学寮開設
1932年(昭和7年)6「福音伝道新聞」の創刊号発行
1941年(昭和16年)2「福音伝道新聞」は「福音伝道新誌」に改称
11福音伝道協会は解体 日本基督教団第十部に加入
12バーネット、パー、前橋の自宅に軟禁
1945年(昭和20年)7バーネット、パー、草津へ保護(軟禁)
1947年(昭和22年)2福音伝道協会は日本基督教団から離脱
10前橋聖書学寮が再開
1948年(昭和23年)6「福音伝道新誌」を「神の福音」と改称、第1号発行
1949年(昭和24年)3「神の福音」の発行所名が福音伝道協会から福音伝道教団に変更
1951年(昭和26年)6福音伝道協会の名称を福音伝道教団と改称 設立を公告
7バーネットが召天
1954年(昭和29年)9前橋聖書学寮を中央日本聖書学塾と改称し、校舎を福島県須川市へ移転
1959年(昭和34年)5中央日本聖書学塾を須賀川市より前橋へ移転
1962年(昭和37年)10CJPMと分かれ、CJPMは郡山市へ移転
1971年(昭和46年)5中央日本聖書学塾の羽生市移転と改組及び中央日本聖書学院の新校舎建設提案可決
1972年(昭和47年)5中央日本聖書学院新校舎献堂式
1981年(昭和56年)5福音伝道教団教憲の制定及び教規の改正を可決
1982年(昭和57年)5新教憲教規に基づく教団規則の変更を決議
1989年(平成元年)12「教団史年表・写真集」刊行
2002年(平成14年)3「福音伝道教団のビジョン」承認
2003年(平成15年)3「福音伝道教団のビジョン」の「具体的計画」承認
2017年(平成29年)10バーネット師来日100年記念宣教大会

信仰告白

我らは信じかつ告白する。旧新約聖書66巻は、神の霊感によるもので誤りのない神のことばであり、救い主である主イエス・キリストを示し、信仰と生活の唯一の基準である。神は、父なる神、子なるイエス・キリスト、聖霊として聖書に示された三位一体の神であり、その本質及び完全において全く同一である。イエス・キリストは、父なる神の独り子で全き神性と全き人性を有し、処女(おとめ)マリヤから誕生し、罪のない聖なる生涯をおくり、我らの罪を贖うため十字架上で死に、復活し、昇天し、再臨する。人類の原罪とこれに基く諸種の罪悪は、人類の堕落、社会の悪化をもたらし、神の審判の下にある。キリストの贖罪を信じるものは、信仰によって義と認められ、新生し、キリストとの合一によって聖化され、聖霊に満たされ、からだの栄化と永遠の生命にあずかる。イエス・キリストを頭と仰ぐからだである教会は、恵みによって召されたものによって成り、公同の礼拝と聖礼典を守り、福音を宣べ伝え、世にある証人として主の再臨を待ち望む。我らはかく信じ、代々の聖徒と共に使徒信条を告白す。

使徒信条

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女マリヤより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、3日目に死人の内よりよみがえり、天にのぼり全能の父なる神の右に座したまえり。かしこよりきたりて、生ける者と死にたる者とを審きたまわん。我は聖霊を信ず。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪のゆるし、からだのよみがえり、とこしえの命を信ず。アーメン。

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